昭和60年代、まだ田舎のクソガキだった頃、週に一回、学校が終わると共に猛ダッシュで帰宅して観た「タミヤRCカーグランプリ」。といっても、学校から自宅はそこそこの距離があり、最後の数分間しか観られなかった…。それでも砂煙を上げながら爆走するバギーに釘づけになったもんです。
そりゃもう欲しくて仕方なかったタミヤのRCだったけど、我が家はとりわけ裕福なわけでもなく(貧しくもなかったけど)、孫を溺愛するジジババが同居しているわけでもなかったので、買ってもらえるわけもなく。ケイブンシャの大百科を穴が開くほど読み込んで妄想に浸っていたさ。
あれからウン十年。大人になった俺にはタミヤRCへのまだ消えぬ憧れがくすぶっている。世帯主となって自由にできるお金は限られているけど、節制すればなんとかなるはず。日々の生活であんころ餅のような闇を抱えた心も、RCに触れれば少しは浄化できるだろう。
こんな時代だからこそ、懐かしのRCをゆるりと楽しむことでデトックスを図る、その記録です。
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